2つの林が、セットになって指定されています。イチイガシ林は、くじゅう連山の東側にある山浦神社の境内林で、ウラジロガシ林は、神社の西側にあります。
イチイガシもウラジロガシも、ブナ科コナラ属の常緑広葉樹【じょうりょくこうようじゅ】で、イチイガシは、学名を Quercus glive。ウラジロジイは、学名を Quercus salicinaです。
イチイガシ林には、上から1.2ｍの高さで幹の周りが6ｍをこえるもの、ウラジロガシ林にも、同様の高さでの幹の周りが4m近くの巨樹【きょじゅ】があり、くじゅう連山東側のもとの自然の姿を伝える林です。なお、２つの林は、約100ｍ離れていますが、林の形成などの面から、もとは連続していたとみられます。

• 指定年月日していねんがっぴ

  平成6年3月25日

• 記号番号きごうばんごう

  天第85号

• 種別しゅべつ

  天然記念物