県指定 有形文化財
きべもんじょ
岐部文書
国東市国見町岐部
県指定 有形文化財
きべもんじょ
岐部文書
国東市国見町岐部
陸と海を生活の場として、活躍した岐部氏に関する古文書群【こもんじょぐん】です。岐部氏は、刀や鉄を大友氏におくっていたこともわかります。大友氏と国東半島とのつながりを伝える「歴史の証人」です。
もっとくわしく
岐部氏は、国東半島北部の岐部浦(いまの国東市国見町)を拠点とした武士です。
この古文書群には、鉄の原材料や刀を大友氏に贈っていたことを伝える古文書があります。およそ500年前、国東半島では製鉄が行われていたことがわかります。
また、岐部氏は水軍として、活躍したこともわかり、当時の国東半島は軍事面でも拠点となる地であったといえます。
なお、古文書は全部で80通あります。大友宗麟【おおともそうりん】の小さい頃の名前、塩法師【しおほうし】で岐部氏にだした手紙(最初の写真)があり、塩法師からの手紙は数が少なく貴重です。
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指定年月日 昭和44年3月22日 -
記号番号 書第18号 -
種別 古文書 -
所有者 個人