国指定 史跡
おかじょうあと
岡城跡
竹田市大字竹田
国指定 史跡
おかじょうあと
岡城跡
竹田市大字竹田
江戸時代に岡藩主中川家【おかはんしゅなかがわけ】のお城です。標高325mの丘の上に築かれており、周りは川と崖で囲まれています。
明治時代の廃藩置県【はいはんちけん】後に建物は壊されましたが、石垣・櫓【やぐら】跡・門跡がよく残っています。
もっとくわしく
江戸時代を通して岡藩主中川家の居城として使われました。
鎌倉時代の山城を、文禄3年(1594年)に中川家によって改築されて、現在の形に近いお城になりました。廃藩置県【はいはんちけん】後に建物は壊されましたが、石垣・櫓跡・門跡がよく残っています。
標高325m余りの丘の上にあり、周囲を崖と白滝川、稲葉川で囲まれ、高い石垣で造成し、多くの櫓で守りを固めていたため、非常に攻めにくいお城となっています。
また、丘の上にあるため周囲の見通しもよく、肥後と豊後をつなぐ道の途中にあったことから、岡藩の拠点であっただけでなく、交通の要地を守るためにも重要なお城でした。
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指定年月日 1936/12/16 -
管理団体 竹田市