文化財ぶんかざい検索けんさく

指定区分していくぶん

県指定/建造物

時代じだい

室町時代・文和3年(1354)

エリア

竹田市

県指定 有形文化財

いわせかんのんどうせきぞうほうとう

岩瀬観音堂石造宝塔

竹田市岩瀬

県指定 有形文化財

いわせかんのんどうせきぞうほうとう

岩瀬観音堂石造宝塔

竹田市岩瀬

宝塔とは、円柱に屋根をのせたデザインで、屋根の上には仏教の塔のジンボルである相輪【そうりん】がたちます。木や金属、石など、さまざまな素材でつくられました。この宝塔は高さが1.8mほどあり、相輪の上部が失われていますが、その他は残っています。基礎の二面に長文の文字か彫られています。

用語解説

もっとくわしく

相輪上部を欠くほかは完備していて、総高は1.87mです。基礎二面に長文の銘文があります。最初に法華経法師品の偈文【げもん】を記し、その次に多数の結衆の名が彫られ、文和3年(1354)の紀年銘があります。また、塔身の四方には、金剛界大日如来の種子【しゅじ】が彫られています。

種子(しゅじ)

仏を梵字1文字で表現したものです。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和48年3月20日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第74号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    地区