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県指定/記念物/史跡

時代じだい

江戸時代

エリア

中津市

県指定 史跡

かわべらまぶのあと

川平間歩の跡

中津市三光土田・臼木

県指定 史跡

かわべらまぶのあと

川平間歩の跡

中津市三光土田・臼木

江戸時代に完成した通水路で、地域の農地に水を供給してきました。使われなくなった間歩と露天堀の部分1kmが史跡に指定されています。

もっとくわしく

中津藩主小笠原長胤が貞享3年(1686)から元禄2年(1689)にかけ、草本金山の坑夫を動員して完成させた通水路です。10年間を費した藩営荒瀬井堰の上流部約1kmの部分にあたります。当井堰の灌漑区域は8か村115町歩、昭和9年には1130町歩余でした。開削以来300年間地域の産業開発に寄与した水路です。耶馬渓鉄道、国道212号開通等の振動で間歩が崩落し、県営新川隧道が完成したことで、間歩1〜9番と露天堀部との1kmが廃坑となりました。その廃坑となった部分が史跡に指定されています。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和59年3月30日