県指定 有形文化財
じょうらくじわにぐち
常楽寺鰐口
佐伯市大手町1-2-25 佐伯市歴史資料館
県指定 有形文化財
じょうらくじわにぐち
常楽寺鰐口
佐伯市大手町1-2-25 佐伯市歴史資料館
鰐口【わにぐち】とは、お寺や神社につりさげて打ち鳴らす道具です。銘文から、当時の有力者であった佐伯惟直が奉納したことが分かります。室町時代、常楽寺は佐伯氏の信仰を受けていたようです。
もっとくわしく
鰐口は、仏堂や神社社殿に吊り下げて打ち鳴らした仏具の一種です。常楽寺鰐口は銘文から、室町時代の文安4年(1447)に常楽寺へ奉納されたことがわかります。銘文には、「豊後州佐伯庄堅田村常楽寺之公用也」とあり、「願主惟直」が奉納したことがわかります。「惟直」は、当時の有力者であった佐伯惟直のことです。当時、常楽寺が佐伯氏の信仰を受けていたことがわかります。直径は37.9㎝。
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指定年月日 平成9年3月25日 -
記号番号 工第78号 -
種別 工芸品