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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/建造物

時代じだい

観応2年(1351年)・室町時代

エリア

豊後大野市

県指定 有形文化財

ひらおしゃとりい

平尾社鳥居

豊後大野市千歳町新殿941 平尾社

県指定 有形文化財

ひらおしゃとりい

平尾社鳥居

豊後大野市千歳町新殿941 平尾社

 石でできた小さな鳥居です。柱は全国的にも珍しく、角張った形をしています。柱に刻まれた文から、南北朝時代(室町時代)に作られ、江戸時代を通して、何回も修理されていることがわかります。

もっとくわしく

 凝灰岩を使った石製の鳥居です。高さは2.89mと小型で、全国的にも珍しく柱が丸くない角柱【かくちゅう】となっています。柱の銘文によると、南北朝時代の観応【かんおう】2年(1351年)につくられ、その後、室町時代の永正【えいしょう】6年(1509年)、江戸時代の寛文【かんぶん】12年(1672)、享保【きょうほう】8年(1723)、文化【ぶんか】7年(1810)に修理や再建があったようです。各部材を修理、交換することで、建立当初に近い姿が残されています。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    1958/3/25
  • 記号番号きごうばんごう
    建9号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    平尾社