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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(考古資料)

時代じだい

奈良〜江戸時代

エリア

宇佐市

県指定 有形文化財

みろくじこがわら

弥勒寺古瓦

宇佐市南宇佐2859 宇佐神宮

県指定 有形文化財

みろくじこがわら

弥勒寺古瓦

宇佐市南宇佐2859 宇佐神宮

宇佐地域の古代寺院の一つである弥勒寺【みろくじ】の跡地から発掘されました。これらの瓦の大半は、大宰府鴻臚館【だざいふこうろかん】(福岡県)で使われたものと似た瓦で、一部に法隆寺【ほうりゅうじ】(奈良県)で使われた瓦と同類のものが使われていました。

用語解説

もっとくわしく

弥勒寺【みろくじ】は宇佐神宮の神宮寺【じんぐうじ】として奈良時代〜江戸時代にあったお寺でしたが、明治時代に建物が壊されました。その後、昭和29年〜35年に実施された発掘調査で多くの古い瓦が見つかりました。特に古い奈良時代の瓦は、大宰府鴻臚館【だざいふこうろかん】(福岡県)で使われたものと同類の軒丸瓦【のきまるがわら】と軒平瓦【のきひらがわら】(鴻臚館系)が大半ですが、一部に法隆寺【ほうりゅうじ】(奈良県)と同類の軒平瓦(法隆寺系)が使われていました。また、平安時代以降も、太宰府の瓦と畿内の瓦も混ぜて使われていました。

神宮寺(じんぐうじ)

神仏習合の考えをもとに、神社に建てられた寺院

  • 指定年月日していねんがっぴ
    1971/3/23
  • 記号番号きごうばんごう
    考第13号
  • 種別しゅべつ
    考古資料
  • 所有者しょゆうしゃ
    宇佐神宮