県指定 有形文化財
おもとやままちいし
御許山町石
宇佐市南宇佐2859 宇佐神宮
県指定 有形文化財
おもとやままちいし
御許山町石
宇佐市南宇佐2859 宇佐神宮
町石とは、道しるべや標識のようなもので、この町石はもとは御許山の山頂にあったと伝わります。現在は宇佐神宮の宝物館でみることができます。造られた時代が古く、貴重な例です。
もっとくわしく
宇佐神宮の奥宮である御許山頂にあったもので、現在は宝物館に保管されています。総高1.23mの板碑状の石造物で、半分に折れています。碑面に「自是宇佐大 鳥居六十六町 貞和六四八日」「口門不乱 口庚口 口月口」の銘文があり、貞和6年(1350)4月8日の造立だとわかります。道標を兼ね、目的地までの距離を示すものが町石ですが、全国的に石製のものが作られるのは鎌倉時代中期ころからで、古い遺例は少なく、貴重なものといえます。
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指定年月日 昭和63年3月15日 -
記号番号 歴第4号 -
種別 歴史資料 -
所有者 宇佐神宮