県指定 有形文化財
なりたけたんとう
成田家短刀
宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
県指定 有形文化財
なりたけたんとう
成田家短刀
宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
鎌倉時代のはじめに活躍した豊後の刀工、行平【ゆきひら】の作風を目指して作られた短刀です。安吉という刀工が、鎌倉時代の終わりにつくったものと考えられます。
もっとくわしく
安吉という鎌倉時代末期に活躍した刀工の作です。鎌倉時代初期に後鳥羽上皇の御番鍛冶として活躍した行平の作風に似せるため、表に梵字、裏に倶利伽羅の彫り物がなされています。豊後刀の古刀で銘もあり、状態がよいものは大変貴重です。
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指定年月日 平成5年3月23日 -
記号番号 工第76号 -
種別 工芸品 -
所有者 大分県