県指定              有形文化財            
                          もんじゅせんじせきぞうじゅうおうぞう
文殊仙寺石造十王像
国東市国東町大恩寺2432 文殊仙寺
 
              
                県指定                有形文化財              
                              もんじゅせんじせきぞうじゅうおうぞう
文殊仙寺石造十王像
国東市国東町大恩寺2432 文殊仙寺
十王は、亡くなった人が生きているうちに犯した罪をさばき、極楽へいくか地獄へいくかを決める役割をもつといいます。このような十王のうち、閻魔王【えんまおう】がいちばん有名です。
もっとくわしく
文殊仙寺境内の東側にある岩窟【がんくつ】にまつられています。
10体のうち5体は、体と頭部が別につくられており、このうち1体に永和4年(1378)の年号が刻まれています。残りの5体は像すべてが1つの石でつくられています。そのひとつに永和5年(1379)の年号が刻まれ、これら十王の像は少なくとも2年にわけて制作されたとみられます。
いずれも凝灰岩【ぎょうかいがん】でつくられ、像高【ぞうこう】が53㎝ほどです。
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                    指定年月日 昭和59年3月30日
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                    記号番号 彫第73号
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                    種別 彫刻
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                    所有者 文殊仙寺
