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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(彫刻)

時代じだい

永和4年(1378)・同5年(1379)、室町時代

エリア

国東市

県指定 有形文化財

もんじゅせんじせきぞうじゅうおうぞう

文殊仙寺石造十王像

国東市国東町大恩寺2432 文殊仙寺

県指定 有形文化財

もんじゅせんじせきぞうじゅうおうぞう

文殊仙寺石造十王像

国東市国東町大恩寺2432 文殊仙寺

十王は、亡くなった人が生きているうちに犯した罪をさばき、極楽へいくか地獄へいくかを決める役割をもつといいます。このような十王のうち、閻魔王【えんまおう】がいちばん有名です。

もっとくわしく

文殊仙寺境内の東側にある岩窟【がんくつ】にまつられています。
10体のうち5体は、体と頭部が別につくられており、このうち1体に永和4年(1378)の年号が刻まれています。残りの5体は像すべてが1つの石でつくられています。そのひとつに永和5年(1379)の年号が刻まれ、これら十王の像は少なくとも2年にわけて制作されたとみられます。
いずれも凝灰岩【ぎょうかいがん】でつくられ、像高【ぞうこう】が53㎝ほどです。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和59年3月30日
  • 記号番号きごうばんごう
    彫第73号
  • 種別しゅべつ
    彫刻
  • 所有者しょゆうしゃ
    文殊仙寺