国指定 重要文化財
きゅうなりきよけひじべってい
旧成清家日出別邸
速見郡日出町三ノ丸2663番地 他 日出町
国指定 重要文化財
きゅうなりきよけひじべってい
旧成清家日出別邸
速見郡日出町三ノ丸2663番地 他 日出町
金山王・成清博愛(なりきよ ひろえ)が大正時代に日出町に建てた別荘です。「的山荘」【てきざんそう】ともよばれます。「的山」は鉱山を当てるという意味で、博愛の雅号(文筆家・画家・学者などが、本名以外につける名)に由来します。
もっとくわしく
「旧成清家日出別邸」は、杵築市山香町にあった馬上金山【ばじょうきんざん】を経営した実業家成清博愛(1864〜1916年)が、別府湾を望む景勝地に経営拠点として建てた別邸で、主屋、東離れ、北離れ、土蔵、正門から構成されています。このうち主屋は、大正4年(1915)頃の完成で、内部に質の良い建築部材を使った、細工がこまかくたくみな造りで格調高い空間をつくり出しています。国の登録記念物(名勝地関係)「旧成清博愛別邸庭園(的山荘庭園)」と合わせて、近代における雄大な別邸の姿を示すものとして重要なものです。
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指定年月日 平成26年9月18日 -
記号番号 建第2615号 -
種別 住居 -
所有者 日出町 -
附 板塀