県指定 有形文化財
はやすひめじんじゃほんでん
早吸日女神社本殿
大分市佐賀関3329
県指定 有形文化財
はやすひめじんじゃほんでん
早吸日女神社本殿
大分市佐賀関3329
早吸日女神社は佐賀関地区のシンボルとして親しまれている神社です。本殿は、安土桃山時代に火災にあいましたが、棟札【むなふだ】に記された年号から、江戸時代に再建されたと考えられています。
もっとくわしく
早吸日女神社【はやすひめじんじゃ】は、佐賀関地区のシンボル「関の権現様」として親しまれており、神社では大宝元年(701)に現在地へ移ってきたと伝えられています。慶長5年(1600)の火災で、当時の社殿や宝物は消失しましたが、肥後国熊本藩主加藤家や細川家の保護を受けて復興されました。現存する本殿は、三間社流造の建物で、桁行は3間、梁間は2間です。棟札から江戸時代の宝暦13年(1763)に再建されたものと考えられています。装飾的な要素は少なく、古い創建年代の伝承をもつ神社の本殿としてふさわしい規模・様式をもつ建物です。
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指定年月日 平成16年3月30日 -
記号番号 建第206号 -
種別 建造物 -
所有者 早吸日女神社