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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(彫刻)

時代じだい

平安時代

エリア

豊後高田市

県指定 有形文化財

もくぞうふどうみょうおうざぞう

木造不動明王坐像

豊後高田市黒土1475 無動寺

県指定 有形文化財

もくぞうふどうみょうおうざぞう

木造不動明王坐像

豊後高田市黒土1475 無動寺

無動寺【むどうじ】の本尊です。
明王【みょうおう】は、どのような人でも仏教の教えに導こうとする存在で、怖い表情をしています。なかでも、不動明王【ふどうみょうおう】は怒りと慈悲の仏として、人々に信仰されてきました。


明王(みょうおう)

仏像の4つのグループのひとつ。密教のなかで考えだされたグループです。どのような人でも、仏教の教えに導こうとする者です。そのため、怖い顔をしています。

用語解説

  • 明王【みょうおう】

    明王(みょうおう)

    仏像の4つのグループのひとつ。密教のなかで考えだされたグループです。どのような人でも、仏教の教えに導こうとする者です。そのため、怖い顔をしています。

  • 一木造【いちぼくづくり】

    一木造(いちぼくづくり)

    仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。

もっとくわしく

この像は、ヒノキを用いた一木造【いちぼくづくり】の像で、像高【ぞうこう】は115.8cm。左手に、羂索【けんさく】という投げ縄のような武器をもち、右手には剣を持ちます。
髪の毛はカールし、口からは上下に牙が出ています。こうしたデザインは、最澄【さいちょう】(766〜822)の教えをつぐ天台宗の安然【あんねん】が示した不動明王の姿をもとにしています

一木造(いちぼくづくり)

仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    1969/3/22
  • 記号番号きごうばんごう
    彫第25号
  • 種別しゅべつ
    彫刻
  • 所有者しょゆうしゃ
    無動寺