県指定 有形文化財
もくぞうふどうみょうおうざぞう
木造不動明王坐像
大分市上野丘2-8-27 金剛宝戒寺
県指定 有形文化財
もくぞうふどうみょうおうざぞう
木造不動明王坐像
大分市上野丘2-8-27 金剛宝戒寺
明王は、どのような人でも仏教の教えに導こうとする存在で、怖い表情をしています。金剛宝戒寺【こんごうほうかいじ】の不動明王は、空海【くうかい】(774〜835)が中国から伝えたデザインの像です。
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寄木造【よせぎづくり】
寄木造(よせぎづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。
もっとくわしく
この像は、ヒノキを用いた寄木造【よせぎづくり】の像で、像高【ぞうこう】は86.3cm。
左手に、羂索【けんさく】という投げ縄のような武器をもち、右手には剣を持ちます。髪の毛を片側にまとめ、両目をひらき、上のクチビルで下クチビルをかむ姿は空海(774〜835)が伝えたデザインで、これは「弘法大師様」【こうぼうだいしよう】とよばれています。不動明王のデザインでも、より古いものです。
寄木造(よせぎづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。
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指定年月日 1969/3/22 -
記号番号 彫第36号 -
種別 彫刻 -
所有者 金剛宝戒寺