国指定 重要文化財
もくぞうくりからりゅうけん
木造倶利伽羅竜剣
杵築市山香町大字小武1592-1 小武寺
国指定 重要文化財
もくぞうくりからりゅうけん
木造倶利伽羅竜剣
杵築市山香町大字小武1592-1 小武寺
龍が剣をのみこもうとしています。かっこいい像です。
龍は、不動明王【ふどうみょうおう】が姿を変えたものといわれています。絵画の作品はありますが、彫刻はあまり例がありません。
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一木造【いちぼくづくり】
一木造(いちぼくづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。
もっとくわしく
剣を、いままさに呑み込もうとしている龍の姿を表した像で、ヒノキをつかった一木造【いちぼくづくり】の像です。像高は179.2㎝。
龍は不動明王が変身した姿といわれ、「倶利伽羅竜王」【くりからりゅうおう】ともよばれます。倶利迦羅竜王を表現する場合、絵画の作例が多く、その姿も剣に巻き付いているものがほとんどです。彫刻で、しかも直立して剣をつかむ姿で表現した例はほとんどなく、貴重な像です
一木造(いちぼくづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。
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指定年月日 2004/6/8 -
記号番号 彫第3520号 -
種別 彫刻 -
所有者 小武寺