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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(彫刻)

時代じだい

鎌倉時代

エリア

日出町

県指定 有形文化財

もくぞうせんじゅかんのんりゅうぞう

木造千手観音立像

日出町2830 蓮華寺

県指定 有形文化財

もくぞうせんじゅかんのんりゅうぞう

木造千手観音立像

日出町2830 蓮華寺

蓮華寺【れんげじ】の本尊です。観音菩薩【かんのんぼさつ】は、33の姿に変身するといわれ、千手観音はそのひとつです。彫刻や絵画であらわす時、たいてい手の数は胸の前であわせている2本と背後の40本のあわせて42本です。これは、1本の手で25の世界をすくい、40本で1000の世界の人々をすくうという考え方によります。

用語解説

  • 寄木造【よせぎづくり】

    寄木造(よせぎづくり)

    仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。

もっとくわしく

像高【ぞうこう】は89.3cm。ヒノキを用いた寄木造【よせぎづくり】の像です。
千手観音は、実際に1000の手を持つ像もありますが、多くは手の数が42本です。体の前で合掌する2本以外の、背後の40本の手は、それぞれ何かを持っています。いまは失われたものもありますが、太陽や月、武器等いろいろなものがあります。また、細かくて表現できない場合もありますが、千手観音のたくさんの手の平には眼がついています。  

寄木造(よせぎづくり)

仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    1969/3/22
  • 記号番号きごうばんごう
    彫第27号
  • 種別しゅべつ
    彫刻
  • 所有者しょゆうしゃ
    蓮華寺