もくぞうにょらいぎょうざぞう
木造如来形坐像
豊後大野市三重町内田881 豊後大野市資料館
もくぞうにょらいぎょうざぞう
木造如来形坐像
豊後大野市三重町内田881 豊後大野市資料館
豊後大野市緒方町の釈迦堂のほこらに安置されていた、丈六【じょうろく】の仏像です。平安時代につくられたものと考えられます。現在は豊後大野市資料館に展示されています。
丈六(じょうろく)
ブッダ(お釈迦さま)は、1丈6尺(約4.85m)だったといいます。そこで、仏像の大きさとして、1丈6尺、略して「丈六」が1つのきまりになりました。すわった場合は、半分の8尺(約2m40㎝以上)が「丈六」の仏像になります。
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丈六【じょうろく】
丈六(じょうろく)
ブッダ(お釈迦さま)は、1丈6尺(約4.85m)だったといいます。そこで、仏像の大きさとして、1丈6尺、略して「丈六」が1つのきまりになりました。すわった場合は、半分の8尺(約2m40㎝以上)が「丈六」の仏像になります。
もっとくわしく
豊後大野市緒方町の釈迦堂のほこらに安置されていた、丈六【じょうろく】の如来像です。手など多くの部材が欠失しており、造像当初の尊名は不明です。おだやかな顔貌、低い膝高などに平安時代後期に流行した定朝様の造型感覚がうかがえます。木取りなどに古様さも認められ、製作は11世紀末から12世紀初のころと考えられます。大分県に残る本格的な作風の丈六像として貴重です。
像高257.0㎝。
丈六(じょうろく)
ブッダ(お釈迦さま)は、1丈6尺(約4.85m)だったといいます。そこで、仏像の大きさとして、1丈6尺、略して「丈六」が1つのきまりになりました。すわった場合は、半分の8尺(約2m40㎝以上)が「丈六」の仏像になります。
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指定年月日 昭和52年3月31日 -
記号番号 彫第63号 -
種別 彫刻 -
所有者 熊野社