県指定 有形文化財
もくぞうむちゃくみょうゆうざぞう
木造無著妙融坐像
国東市国東町横手1913 泉福寺
県指定 有形文化財
もくぞうむちゃくみょうゆうざぞう
木造無著妙融坐像
国東市国東町横手1913 泉福寺
人の姿をリアルに表現しようとした像です。このお坊さんは、無著妙融(1333〜93)です。曹洞宗【そうとうしゅう】のお坊さんで、国東市の泉福寺【せんぷくじ】の初代住職です。
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頂相【ちんそう】
頂相(ちんそう)
禅宗のお坊さんを描いた肖像画をいいます。
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寄木造【よせぎづくり】
寄木造(よせぎづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。
もっとくわしく
無著妙融(1333〜93)は、国東市の泉福寺の初代住職(開山【かいさん】)です。その弟子たちは、全国で活躍しました。
日本では曹洞宗・臨済宗【りんざいしゅう】・黄檗宗【おうばくしゅう】をまとめて、禅宗【ぜんしゅう】とよびます。禅宗のお坊さんの姿をあらわした絵や彫刻を頂相【ちんそう】といいます。この像は、目は玉顔【ぎょくがん】とし、黒色で全体を塗っています。大分県では、こうした頂相彫刻は少なく、貴重な文化財です。ヒノキを用いた寄木造【よせぎづくり】で、像高【ぞうこう】は101.6cmです。
頂相(ちんそう)
禅宗のお坊さんを描いた肖像画をいいます。
寄木造(よせぎづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。
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指定年月日 平成26年2月14日 -
記号番号 彫第107号 -
種別 彫刻 -
所有者 泉福寺