県指定 有形文化財
もくぞうしょうとくたいしにさいりゅうぞう
木造聖徳太子二歳立像
大分市勢家町 法專寺
県指定 有形文化財
もくぞうしょうとくたいしにさいりゅうぞう
木造聖徳太子二歳立像
大分市勢家町 法專寺
聖徳太子が二歳のとき、手を合わせて「南無仏」【なむぶつ】と唱えたという伝承をあらわした像です。像に残された文字から、室町時代に康成という仏師によってつくられたことがわかりました。
もっとくわしく
聖徳太子二歳のときの姿をあらわしたものです、頭部内墨書銘から、本像は、貞和3年(1347)8月に南都大仏師法橋康成により造られたことが分かりました。康成は鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて活躍した仏師です。康成は、文保2年(1318)に父の康俊・弟英賢と共に大分市・金剛宝戒寺の大日如来像の造立に参加しており、本県にゆかりの仏師の作品として重要です。
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指定年月日 平成18年3月31日 -
記号番号 彫第99号 -
種別 彫刻 -
所有者 法専寺