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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(彫刻)

時代じだい

平安時代

エリア

国東市

県指定 有形文化財

もくぞうやくしにょらいざぞう

木造薬師如来坐像

国東市国東町岩戸寺1222 岩戸寺

県指定 有形文化財

もくぞうやくしにょらいざぞう

木造薬師如来坐像

国東市国東町岩戸寺1222 岩戸寺

おだやかな姿をしています。
岩戸寺【いわとじ】の奥ノ院【おくのいん】に安置されている薬師如来で、いまは木の素地【そじ】があらわれています。

用語解説

  • 衣文【えもん】

    衣文(えもん)

    仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。

  • 内刳り【うちぐり】

    内刳り(うちぐり)

    仏像を制作する時、乾燥によるヒビ割れ防止や軽量化等のため、像の内側にあたる部分を削り出すこと。

  • 一木造【いちぼくづくり】

    一木造(いちぼくづくり)

    仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。

もっとくわしく

カヤを用いた一木造【いちぼくづくり】の像です。像高【ぞうこう】は96.1㎝。
内刳り【うちぐり】があり、両手先は後から補われています。
衣文【えもん】の彫りは浅めで、体の前で組んだ左足はほとんど刻まれていません。風化とうよりも、もともと仏の姿をあらわすことをまず意識した像とみることができます。

衣文(えもん)

仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。

内刳り(うちぐり)

仏像を制作する時、乾燥によるヒビ割れ防止や軽量化等のため、像の内側にあたる部分を削り出すこと。

一木造(いちぼくづくり)

仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和28年4月20日
  • 記号番号きごうばんごう
    彫第1号
  • 種別しゅべつ
    彫刻
  • 所有者しょゆうしゃ
    岩戸寺