もくぞうやくしにょらいりゅうぞう
木造薬師如来立像
杵築市山香町大字小武1592-1 小武寺
もくぞうやくしにょらいりゅうぞう
木造薬師如来立像
杵築市山香町大字小武1592-1 小武寺
衣文【えもん】をほとんど刻まない像。そこには、仏の姿を刻むことを第一とする思いをみることができます。
薬師如来は、はるか東の瑠璃光浄土【るりこうじょうど】にすむといいます。病気を治すなど、この世の中で人々すくう仏として信仰されました
衣文(えもん)
仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。
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如来【にょらい】
如来(にょらい)
仏像は4つのグループにわかれます。如来は、さとりをひらいた者をいいます。さとりをひらいた如来のからだには、32の特徴があるといいます。
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衣文【えもん】
衣文(えもん)
仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。
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一木造【いちぼくづくり】
一木造(いちぼくづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。
もっとくわしく
薬師如来は、基本的に左手に薬壺【やっこ】を持っています。そのため、似た姿の如来【にょらい】の中でも見分けがつきやすい仏です。
この像は、ヒノキ材の一木造【いちぼくづくり】で、像高【ぞうこう】は164.0㎝。体の奥行もあまりなく、すっとした立ち姿の像です。像の表面には彩色の跡が残っています。また、衣文【えもん】がほとんど表現されていません。こうした像は、仏の姿を刻むことが第一という考えのもとにつくられた像といえます。
如来(にょらい)
仏像は4つのグループにわかれます。如来は、さとりをひらいた者をいいます。さとりをひらいた如来のからだには、32の特徴があるといいます。
衣文(えもん)
仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。
一木造(いちぼくづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。
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指定年月日 1959/3/20 -
記号番号 彫第11号 -
種別 彫刻 -
所有者 小武寺