県指定 有形文化財
もくぞうかんのんぼさつざぞう
木造観音菩薩坐像
大分市下八幡2組 大山寺
県指定 有形文化財
もくぞうかんのんぼさつざぞう
木造観音菩薩坐像
大分市下八幡2組 大山寺
大山寺【たいさんじ】に安置される大きな仏像です。像内から発見された木札【きふだ】から、江戸時代に修理が行われたことがわかります。顔や彫り方の技法には、平安時代の仏像の特色がよく表れています。
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丈六【じょうろく】
丈六(じょうろく)
ブッダ(お釈迦さま)は、1丈6尺(約4.85m)だったといいます。そこで、仏像の大きさとして、1丈6尺、略して「丈六」が1つのきまりになりました。すわった場合は、半分の8尺(約2m40㎝以上)が「丈六」の仏像になります。
もっとくわしく
大山寺に安置される丈六【じょうろく】の像です。像内から発見された木札の墨書銘から、江戸時代の宝永2年(1705)にかなり大規模な修理が行われたことがわかります。丈六仏としての雄大さ、まるい顔面、明快でおだやかな相貌、髪の毛の結い上げが低く、たっぷりと落着きのある体の表現、そして頭・体幹部を通して地着部まで内刳り【うちぐち】する技法など、平安時代後期(12世紀後半)の仏像彫刻の特色をよく示しています。
丈六(じょうろく)
ブッダ(お釈迦さま)は、1丈6尺(約4.85m)だったといいます。そこで、仏像の大きさとして、1丈6尺、略して「丈六」が1つのきまりになりました。すわった場合は、半分の8尺(約2m40㎝以上)が「丈六」の仏像になります。
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指定年月日 平成14年3月29日 -
記号番号 彫第95号 -
種別 彫刻 -
所有者 大山寺