県指定 有形文化財
もくぞうかんのんぼさつりゅうぞう
木造観音菩薩立像
国東市国見町野田
県指定 有形文化財
もくぞうかんのんぼさつりゅうぞう
木造観音菩薩立像
国東市国見町野田
かつて全光寺に安置されていたと伝わる仏像です。丸くふくよかなお顔や衣の彫り方から、平安時代末期につくられたと考えられます。
もっとくわしく
千燈寺の末寺であった全光寺に安置されていたと伝わる仏像です。頭体を両耳中央を通る線で前後に割って内刳りを施こし、両腕と足先(いずれも後補)を別木矧付けとしています。丸くふくよかな面相やー重折返しの裳、膝下をU字型に横切る天衣の浅く類型化した彫法には、平安末期の地方的特徴がよく表れています。
檜材 ー木造【いちぼくづくり】、刳り矧ぎ、彫眼の彩色像、像高99.7㎝。
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指定年月日 昭和47年3月21日 -
記号番号 彫第50号 -
種別 彫刻