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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(彫刻)

時代じだい

平安時代

エリア

豊後高田市

県指定 有形文化財

もくぞうあみだにょらいおよびきょうじ

木造阿弥陀如来坐像及脇侍

豊後高田市田染蕗2395 富貴寺

県指定 有形文化財

もくぞうあみだにょらいおよびきょうじ

木造阿弥陀如来坐像及脇侍

豊後高田市田染蕗2395 富貴寺

仏教では、2体の菩薩【ぼさつ】を如来の両脇にならべ、3体のトリオにすることがあります。三尊像【さんぞんぞう】とよばれ、如来の脇に立つ菩薩は脇侍【きょうじ】ともいいます。真ん中に阿弥陀如来、向かって右が観音菩薩【かんのんぼさつ】、左が勢至菩薩【せいしぼさつ】です。

菩薩(ぼさつ)

仏像の4つのグループのひとつ。如来をめざして修行中の者をいいます。その姿は、人の姿をしています。地蔵菩薩だけは、お坊さんのような姿をしています。

用語解説

  • 寄木造【よせぎづくり】

    寄木造(よせぎづくり)

    仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。

  • 菩薩【ぼさつ】

    菩薩(ぼさつ)

    仏像の4つのグループのひとつ。如来をめざして修行中の者をいいます。その姿は、人の姿をしています。地蔵菩薩だけは、お坊さんのような姿をしています。

もっとくわしく

いずれも、ヒノキを用いた寄木造【よせぎづくり】の像です。阿弥陀如来像は、頭と体は、左右を別々につくり、真ん中でつなぎあわせる高度な技法がつかわれています。ちなみに、2体の菩薩は、頭と体は前後を別々につくり、つなぐ技法です。
像高【ぞうこう】は、阿弥陀如来が87.6㎝、観音菩薩が103.0㎝、勢至菩薩が102.5㎝です。もとは、富貴寺大堂に安置されていたといいます。

寄木造(よせぎづくり)

仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    1959/3/20
  • 記号番号きごうばんごう
    彫第12号
  • 種別しゅべつ
    彫刻
  • 所有者しょゆうしゃ
    富貴寺