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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(彫刻)

時代じだい

平安時代

エリア

竹田市

県指定 有形文化財

もくぞうあみだにょらいざぞう

木造阿弥陀如来坐像

竹田市大字門田

県指定 有形文化財

もくぞうあみだにょらいざぞう

木造阿弥陀如来坐像

竹田市大字門田

竹田市門田に伝わる、平安時代の仏像です。観音菩薩像と一緒にまつられています。京都の仏師がつくり、もたらされたものと考えられます。

もっとくわしく

この阿弥陀如来像は、桧材を使用した寄木造りでつくられています。顔面は穏やかな面相をもち、左肩から右脇部、両膝前をつつんだ法衣に刻まれた衣文線は浅く流麗に刻まれています。これらの表現などから、平安時代(11世紀中期)作品で、おそらくは、定朝様式の流れをくむ京都の仏師工房で製作され、当地にもたらされたものだと考えられます。両手先、白毫、彩色など一部後補部分も認められます。平安時代の和様をよく伝える、洗練された美しさをもつ作品です。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    平成22年3月30日
  • 記号番号きごうばんごう
    彫第103号
  • 種別しゅべつ
    彫刻