県指定 有形文化財
もくぞうあみだにょらいざぞう
木造阿弥陀如来坐像
日田市大日町

県指定 有形文化財
もくぞうあみだにょらいざぞう
木造阿弥陀如来坐像
日田市大日町
高さが50㎝ほどの室町時代につくられた仏像です。もともと日田市の安養寺にありましたが、大友氏の兵火で寺が焼け、像は持ち出されたと伝わっています。
もっとくわしく
肉髻【にっけい】を低く盛りあげた大きめの頭部に碁盤目状の螺髪【らほつ】を切付け、眼を細く刻み、顎をわずかにあげ、肩幅を広くつくり素朴な表現をもっています。ヒノキ材を使用し、頭部と体幹部を一材で彫成し、体幹部に両肩先部と両膝前部を寄せ、内刳り【うちぐり】のない単純な構造を示し、像表面に彩色を施しています。膝前部接合面には131行にわたる墨書銘があり、この銘文により本像が応永10年(1403)に安養寺の本尊として製作されたことがわかります。像高46. 5cm。
螺髪(らほつ)
髪の毛がとても長いことが、さとりをひらいた「如来」のからだの特徴のひとつです。長い髪の毛は、丸まってパンチパーマのようになっています、これを螺髪といいます。

肉髻(にっけい)
さとりをひらいた「如来」のからだの特徴のひとつです。頭の上にもりあがった大きなこぶのような部分のことをいいます。

内刳り(うちぐり)
仏像を制作する時、乾燥によるヒビ割れ防止や軽量化等のため、像の内側にあたる部分を削り出すこと。

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指定年月日 昭和47年3月21日 -
記号番号 彫第51号 -
種別 彫刻