県指定 有形文化財
もくぞうあみだにょらいりゅうぞう
木造阿弥陀如来立像
大分市森町549 専想寺
県指定 有形文化財
もくぞうあみだにょらいりゅうぞう
木造阿弥陀如来立像
大分市森町549 専想寺
専想寺【せんそうじ】の本尊です。立ち姿の阿弥陀如来で、左手を下におろし、右手を胸の前にかかげています。親指と人さし指で「OK」をつくる手の形は阿弥陀如来の特徴です。
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寄木造【よせぎづくり】
寄木造(よせぎづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。
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衣文【えもん】
衣文(えもん)
仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。
もっとくわしく
ヒノキ材を使った寄木造【よせぎづくり】の像です。
衣のしわ(衣文【えもん】)の刻み方や両腕からたれさがるような薄く表現した衣、鎌倉時代に流行したデザインです。
写真は、調査させていただいた時のものです。両足は、下駄をはいているようにみえます。基本的に、像と台座ははずれるようになっていて、下駄のような四角い部分は像を台座をつなぐ枘【ほぞ】とよばれるものです。仏像の構造を知ることができます。なお、像高【ぞうこう】は52.6㎝で、衣に塗られた色は後の時代に補われたものです。
寄木造(よせぎづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。
衣文(えもん)
仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。
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指定年月日 平成11年3月23日 -
記号番号 彫第92号 -
種別 彫刻 -
所有者 専想寺