県指定 有形文化財
ひがしたむろいせきしゅつどかいがどき
東田室遺跡出土絵画土器
大分市牧緑町1-61 大分県立埋蔵文化財センター
県指定 有形文化財
ひがしたむろいせきしゅつどかいがどき
東田室遺跡出土絵画土器
大分市牧緑町1-61 大分県立埋蔵文化財センター
大分市田室町にある東田室遺跡で検出された、古墳時代の竪穴【たてあな】建物跡から出土しました。表面に三角形、四角形、横線、縦線のほかに、龍の鰭【ひれ】のような文様が書かれています。
もっとくわしく
大分市田室町に所在する東田室遺跡で検出された、古墳時代中期前半の竪穴建物跡から、意図的に口縁部と胴部を分割し、埋置した状態で出土しました。土器の肩部に、三角形や四角形、横線や縦線のほかに、龍文の鰭の部分とみられる絵画模様があります。このような龍文は弥生時代の土器に多いですが、この土器は古墳時代のものです。また、龍文の隣に古墳時代の土器によく見られる三角形・四角形の文様が共存している、珍しい文様をしています。
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指定年月日 平成29年3月7日 -
記号番号 考第37号 -
種別 考古資料 -
所有者 大分県