国指定 史跡
きつきじょうあと
杵築城跡
杵築市大字杵築
国指定 史跡
きつきじょうあと
杵築城跡
杵築市大字杵築
江戸時代、国東半島の東側を治めていた杵築藩主の居城の跡です。城の本丸がある台山地区と、その麓にある藩主御殿【はんしゅごてん】が指定されています。江戸時代はじめの「一国一城令」で、台山地区の建物は壊されたため、江戸時代を通して、藩主御殿が杵築藩の拠点となりました。
もっとくわしく
「杵築城跡」は、国東半島南東部の杵築湾沿いに位置します。丘の上にある台山地区と、その麓の藩主御殿【はんしゅごてん】で構成されています。
もとは、室町時代の台山地区に土造りの城として築城されましたが、慶長元年(1596)に細川忠興【ほそかわただおき】の家臣・松井氏によって、改修されたことで、石垣と天守を持った城になりました。しかし、江戸時代はじめの「一国一城令」によって台山地区は破棄され、藩主御殿が杵築藩の拠点でした。
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指定年月日 2020/3/10 -
管理団体 杵築市