県指定 無形民俗文化財
きつきわかみやはちまんしゃのおんだうえまつり
杵築若宮八幡社の御田植祭
杵築市宮司
県指定 無形民俗文化財
きつきわかみやはちまんしゃのおんだうえまつり
杵築若宮八幡社の御田植祭
杵築市宮司
毎年4月6日に行われる若宮八幡社の春季例祭に伴う祭事です。新郎と新婦の結婚式や神主が種もみを田にまく、早乙女の田植え、新婦の出産などの儀礼を行い、豊穣【ほうじょう】を祝うものです。
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毎年4月6日に行われる若宮八幡社の春季例祭に伴う祭事です。場所は、若宮八幡社拝殿に向かって左側の庭で行われます。若宮八幡社は京都府の石清水八幡宮の分霊を勧請【かんじょう】して寛和元年(985)に創始されたと伝えられています。まず、新郎と新婦が三三九度の盃を受け、結婚式を挙げる儀式が行われます。新郎が種籾を田植え神主に渡し斎田にまきます。その後田ならし、苗配り、早乙女の田植えが行われます。身ごもった新婦が産気づき、その場で出産するという豊穣を祝うものです。
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指定年月日 平成12年3月24日 -
所有者 若宮八幡社御田植祭保存会