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指定区分していくぶん

県指定/建造物

時代じだい

鎌倉時代

エリア

臼杵市

県指定 有形文化財

まつおごりんとう

松尾五輪塔

臼杵市野津町大字亀甲

県指定 有形文化財

まつおごりんとう

松尾五輪塔

臼杵市野津町大字亀甲

五輪塔とは、5つのパーツにわかれる塔です。それぞれのパーツは、四角形・丸・三角形など、いろいろな形をしています。この五輪塔は高さが2mを超える大きいものです。水輪には大きく種子【しゅじ】が彫られています。この地域では妊婦の安産祈願として信仰されています。

種子(しゅじ)

仏を梵字1文字で表現したものです。

用語解説

もっとくわしく

総高2.24mで、特に水輪は大きく、金剛界四仏の種子を彫っています。銘文が無く、造立者・造立年代などは分かりませんが、各所の特徴からみて、鎌倉時代に造られたものと推定されます。この地域では「虎御前」と呼ばれており、妊婦の安産祈願として信仰されています。塔の外観からか、このように水輪の大きい五輪塔を「腹太様」などと呼び、同様に安産祈願をする例は他にもあります。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和53年3月31日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第135号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    個人