県指定 有形文化財
いたぼりたもんてんりゅうぞう
板彫多聞天立像
大分市八幡987 柞原八幡宮
県指定 有形文化財
いたぼりたもんてんりゅうぞう
板彫多聞天立像
大分市八幡987 柞原八幡宮
ヒノキの板に刻まれた、レリーフの像です。四天王は、仏教で世界の中心という須弥山【しゅみせん】で、東西南北を守っています。多聞天は北を守り、単独でまつられる時は毘沙門天【びしゃもんてん】とよばれます。
もっとくわしく
厚さ4㎝ほどのヒノキの板に彫られた像です。両手先と台座等が失われていますが、像全体が1枚の板に彫られています。
柞原八幡宮【ゆすはらはちまんぐう】には、こうした板彫りの像が、他に不動明王立像が伝わっています。もともと、どのような場所にまつられていたのかは、はっきりとしません。こうした板彫りの像は、大分県内では珍しい像です。
現在の像高【ぞうこう】は、78.4㎝です。
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指定年月日 昭和45年3月31日 -
記号番号 彫第42号 -
種別 彫刻 -
所有者 柞原八幡宮