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指定区分していくぶん

県指定/建造物

時代じだい

鎌倉時代・元弘3年(1333)

エリア

国東市

県指定 有形文化財

いたび(たけのうえいたび)

板碑(竹ノ上板碑)

国東市国東町下成仏

県指定 有形文化財

いたび(たけのうえいたび)

板碑(竹ノ上板碑)

国東市国東町下成仏

石を板のように薄く長く加工したものを「板碑」とよびます。てっぺんを三角形にし、上の方に横線を刻んだものもあります。これは碑身の正面上部に種子【しゅじ】が彫られた、高さ1mほどの板碑です。

種子(しゅじ)

仏を梵字1文字で表現したものです。

用語解説

もっとくわしく

総高は1.35mあり、碑身の正面上部に大きく阿弥陀如来の種子を彫られ、その下には「元弘三年(1333)十月廿ロ」の紀年銘があることから、鎌倉時代の終りに造られたことがわかります。また、その左右にも墨で書かれた銘がありますが、うすれているため判読は困難です。石材には安山岩が用いられています。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和47年3月21日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第62号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    個人