いたび(もとしのいたび)
板碑(本篠板碑)
杵築市山香町大字山浦
いたび(もとしのいたび)
板碑(本篠板碑)
杵築市山香町大字山浦
石を板のように薄く加工したものを「板碑」とよびます。てっぺんが三角形で、仏をあらわす種子【しゅじ】が刻まれたり、墨で書かれています。この板碑は、頂上部が三角形でなく、キュッとつまみあげたような独特の形をしています。また、額部も丸みをおびたデザインです。高さ2.62mの板碑です。
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
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薬研彫り【やげんぼり】
薬研彫り(やげんぼり)
石に文字を刻むときに、断面がV字になるようにする彫り方です。薬をすりつぶすための道具である「薬研」に形状が似ているため、薬研彫りと呼ばれています。
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種子【しゅじ】
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
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銘文【めいぶん】
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
もっとくわしく
高さ2.62mの板碑です。上部に阿弥陀如来の種子【しゅじ】の「キリーク」が大きく薬研彫り【やげんぼり】で刻まれ、その下に銘文【めいぶん】があります。銘文から、建武元年(1334)に了妙と妙阿が現在と来世【らいせ】が平穏であることを願って建てたことがわかります。頂上部は、キュッとつまみあげたような独特の形で、額部も丸みを帯びたデザインの板碑です。
薬研彫り(やげんぼり)
石に文字を刻むときに、断面がV字になるようにする彫り方です。薬をすりつぶすための道具である「薬研」に形状が似ているため、薬研彫りと呼ばれています。
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
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指定年月日 昭和38年2月15日 -
記号番号 建第32号 -
種別 建造物 -
所有者 個人