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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/建造物

時代じだい

鎌倉時代・嘉暦2年(1327)

エリア

国東市

県指定 有形文化財

いたび(ふかえいたび)

板碑(深江板碑)

国東市国東町深江

県指定 有形文化財

いたび(ふかえいたび)

板碑(深江板碑)

国東市国東町深江

石を板のように薄く加工したものを「板碑」とよびます。てっぺんが三角形で、仏をあらわす種子【しゅじ】が刻まれたり、墨で書かれています。この板碑は、上部に阿弥陀如来【あみだにょらい】を示す種子【しゅじ】の「キリーク」を刻んでいて、阿弥陀如来への信仰を示す石造物のひとつです。

種子(しゅじ)

仏を梵字1文字で表現したものです。

用語解説

もっとくわしく

野長谷板碑とも呼ばれています。頭部の山形は低く、額部【がくぶ】は丸みを帯びています。上部には、阿弥陀如来【あみだにょらい】を示す種子の「キリーク」を大きく薬研彫りしています。その下に4行の偈文が刻まれており、嘉暦2年(1327)の年号や国東半島を拠点とした紀氏の一族の名前が確認できます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和47年3月21日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第61号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    地区