国指定 有形文化財
もりかいづかしゅつどいぶつ
森貝塚出土遺物
宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
国指定 有形文化財
もりかいづかしゅつどいぶつ
森貝塚出土遺物
宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
森貝塚【もりかいづか】は、豊後高田市を流れる桂川の左岸にある縄文時代後期の貝塚です。昭和5年に大分県内で初めての学術調査が行われた遺跡で、瀬戸内海沿岸でよく見られる土器などが出土しました。
もっとくわしく
「貝塚【かいづか】」は、昔の人々が、海岸や湖岸の近くに住み、ふだん食料とした貝の殻などを捨てたものが積み重なった遺跡のことです。森貝塚は、国東半島西部の基部(豊後高田市)を西に流れる桂川中流域の左岸にある縄文時代後期の遺跡です。この遺跡で、昭和5年に大分県内で初めての学術調査が行われました。その成果から、桂川下流域に「旧森湾」があった説が提唱されるようになりました。貝塚からは、中津式土器や津雲A式土器等の瀬戸内系の土器が大量に出土しています。
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指定年月日 昭和46年3月23日 -
記号番号 考第17号 -
種別 考古資料 -
所有者 大分県