県指定 有形文化財
ひばるさんのぼんじとりい
檜原山の梵字鳥居
中津市耶馬渓町大字中畑1422 正平寺
県指定 有形文化財
ひばるさんのぼんじとりい
檜原山の梵字鳥居
中津市耶馬渓町大字中畑1422 正平寺
鳥居は、神社の参道に建てられています。この鳥居は、正平寺【しょうへいじ】というお寺にあります。お寺に鳥居。仏と神は、一体の存在とする神仏習合【しんぶつしゅうごう】の考えが表現されています。
また、この鳥居は、梵字【ぼんじ】が刻まれていて、まさに神仏習合を物語る文化財です。
梵字(ぼんじ)
古代インドの言葉を表した文字です。
神仏習合(しんぶつしゅうごう)
仏は日本の神が姿を変えた存在とする考え。「習」という漢字には、「かさなる・かさねる」の意味があります。
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梵字【ぼんじ】
梵字(ぼんじ)
古代インドの言葉を表した文字です。
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銘文【めいぶん】
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
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神仏習合【しんぶつしゅうごう】
神仏習合(しんぶつしゅうごう)
仏は日本の神が姿を変えた存在とする考え。「習」という漢字には、「かさなる・かさねる」の意味があります。
もっとくわしく
正平寺の講堂に登る石段下にあります。島木【しまぎ】の部分に7つの梵字が刻まれています。これらの梵字は、十一面観音、阿弥陀、釈迦、薬師など、正平寺に安置される仏を示しています。
また、柱に刻まれた銘文【めいぶん】から、寛文9年(1669)に建てられたこと、地元の「津民組【つたみぐみ】」が奉納したことがわかります。
県内で梵宇が刻まれた鳥居は、例が少なく、貴重です。
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
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指定年月日 平成15年3月31日 -
記号番号 建第204号 -
種別 建造物 -
所有者 正平寺