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日田市

県指定 史跡

ながやまじょうあと

永山城跡

日田市丸山

県指定 史跡

ながやまじょうあと

永山城跡

日田市丸山

日田盆地北側の月隈山にある城です。慶長6年(1601)に小川守光によって築かれましたが、寛永16年(1639)に永山布政所へ政治機能が移ったことをきっかけに、廃城になりました。

もっとくわしく

日田盆地の北側の花月川右岸にある月隈山の上にある城です。城の石垣には珍しく、花月川などの川原の玉石が多用されています。城下町の豆田町も似たような構造であるため、日田独特の様相を表してると言えます。
慶長6年(1601)に小川守光が築き、当初は「丸山城」と呼ばれていました。その後、石川忠総が入部し、名前が「永山城」に改められました。明確に廃城になった時期は不明ですが、寛永16年に日田が代官支配地になったことで、永山布政所に政治機能が移ったことをきっかけに廃城になったようです。その後も、古城番が置かれたり、山麓に居館が築かれるなどしましたが、大正時代には月隈公園と呼ばれるようになりました。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    平成28年2月23日