県指定 天然記念物
おきぐろしまのしぜんりん
沖黒島の自然林
佐伯市米水津大字宮野浦・蒲江大字畑野浦
県指定 天然記念物
おきぐろしまのしぜんりん
沖黒島の自然林
佐伯市米水津大字宮野浦・蒲江大字畑野浦
沖黒島は、米水津と蒲江の境界線上に位置する周囲1.6kmの無人島で切り立った断崖に囲まれています。暖かい地域の植物であるビロウ、ハカマカズラ、サダソウが自生しています。
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沖黒島は、米水津と蒲江の境界線上に位置する周囲1.6kmの無人島で切り立った断崖に囲まれています。暖かい地域の植物であるビロウ、ハカマカズラ、サダソウが自生しています。
島全体がよく保存された原生林で、ヤブニッケイ、バクチノキ、ホ
ルトノキ、ヒゼンマユミなどがうっそうとしげり、林内はノシランが一面に生えて、キノクニスゲも多く自生しています。灯台へ行くための道には亜熱帯系の植物を含む珍しい草木が見られ、島の南側と北側の斜面には10数本のビロウが自生しています。この島にはドングリをつけるブナ科の植物が全く見られないのが特徴です。また、この島は鳥獣保護区に指定されており、カワウ、オオミズナギドリの繁殖地となっています。
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指定年月日 昭和48年3月20日 -
管理団体 佐伯市