県指定 有形文化財
せんぷくじずし
泉福寺厨子
国東市国東町横手1913 泉福寺
県指定 有形文化財
せんぷくじずし
泉福寺厨子
国東市国東町横手1913 泉福寺
泉福寺は、永和元年(1375)に創建された曹洞宗【そうとうしゅう】のお寺です。境内にある仏殿【ぶつでん】は国指定重要文化財で、この厨子は仏殿の奥に安置されています。
もっとくわしく
この厨子は、泉福寺の仏殿【ぶつでん】の奥にあり、お寺のかつての鎮守・秋葉権現【あきばごんげん】を安置しています。厨子の部材の組み方やデザインは、禅宗様【ぜんしゅうよう】とよばれる曹洞宗や臨済宗【りんざいしゅう】など禅宗のお寺に取り入れられたデザインです。部材の組み方などから、15世紀後半と考えられるが、一部より古い時期の組み方もみられる。
大きさは桁行【けたゆき】1間(61cm)、梁間【はりま】1間(61cm)。どちらかといえば、小さめの厨子ですが、16世紀以前の禅宗様の厨子として貴重です。
梁間(はりま)
寺院・神社の建築で、建物の奥行きのことです。 →桁行【けたゆき】
桁行(けたゆき)
寺院・神社の建築で、建物の正面の幅、間口【まぐち】のことです。 →梁間【はりま】
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指定年月日 平成15年3月31日 -
記号番号 建第204号 -
種別 建造物 -
所有者 泉福寺