県指定 史跡
はまさきそけいごりんとう
浜崎祖形五輪塔群
国東市国東町大字浜崎
県指定 史跡
はまさきそけいごりんとう
浜崎祖形五輪塔群
国東市国東町大字浜崎
不動院跡と言われる場所に、高さ220cm程の石を中心に7基の一石五輪塔【いっせきごりんとう】があります。他の五輪塔と異なり、のっぺりとした外観をしています。平安時代末に作られた、臼杵市中尾の五輪塔(国指定重要文化財)に似ていることから、「祖形」といわれるになったようです。
もっとくわしく
不動院跡と言われる場所に、高さ220cm余りの立石を中心として、7基の一石五輪塔があります。全体に、あまり形が整えられておらず、たとえば塔の中心部にあたる、円形であるべき水輪【すいりん】は、方形【ほうけい】の石の四隅を削り落とした程度です。
平安時代末の臼杵市中尾の五輪塔(国指定重要文化財)と似ているため、「祖形」五輪塔と呼ばれるようになったようです。
-
指定年月日 昭和34年3月20日