県指定 有形文化財
ふこうずけいせきしゅつどいぶつ
深水家遺跡出土遺物
中津市三光下深水
県指定 有形文化財
ふこうずけいせきしゅつどいぶつ
深水家遺跡出土遺物
中津市三光下深水
昭和62年(1987)、工事中に蓋をした備前焼【びぜんやき】の大甕【おおがめ】が出土しました。その中には、銅銭55枚に和鏡【わきょう】、鉄小刀、土師器【はじき】の小皿などが入っており、その大甕を埋めた穴から、土師器や鉄斧などが出土しています。
近くには、中世の深水氏に関わる遺跡があり、これら出土品も当時の有力者が埋めたと考えられます。
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昭和62年(1987)、工事中に蓋をした備前焼の大甕が見つかりました。中には、銅銭55枚、和鏡、鉄小刀3口、鉄鉈【てつなた】、鉄鎌、五徳【ごとく】、鉄鎌、土師器小皿48枚、白磁椀破片が入っていました。また、この大甕を埋めた土坑【どこう】から、土師器小皿9枚、鉄斧、銅銭が出土しました。
近くには、中世の深水氏に関わる遺跡があり、これら出土品もこの地域を拠点にしていた有力者が埋めたと考えられます。
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指定年月日 平成2年3月29日 -
記号番号 考第21号の1 -
種別 考古資料 -
所有者 個人