県指定 有形文化財
おうのせせっかん
王ノ瀬石棺
大分市里646−1 海部古墳資料館
県指定 有形文化財
おうのせせっかん
王ノ瀬石棺
大分市里646−1 海部古墳資料館
王ノ瀬石棺は、王ノ瀬天満社で保管されていた古墳時代の棺です。元々は辻古墳の中にありましたが、明治時代に同古墳に作られた神社が王ノ瀬天満社に移転した際に、持ち込まれたそうです。凝灰岩をくりぬいて作られており、「家形石棺」と呼ばれる形をしています。
もっとくわしく
王ノ瀬石棺は、大分市大字王ノ瀬にある王ノ瀬天満社に伝世していた棺です。元々は神社の近くにあった辻古墳の中にありましたが、古墳上に作られた石船神社が明治時代に王ノ瀬天満社へ移転するに伴って、一緒に移設されたそうです。平成12年に海部古墳資料館が出来たことで、館内に移されて現代に至ります。
この石棺は凝灰岩をくり抜いて作られており、特徴的な蓋を持つ「家形石棺」とよばれる形状をしています。長さは2.6m、幅1m、高さが1.4mです。
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指定年月日 平成24年3月13日 -
記号番号 考第32号 -
種別 考古資料 -
所有者 地区