県指定 有形文化財
おおざせきどう
王座石幢
臼杵市大字吉小野
県指定 有形文化財
おおざせきどう
王座石幢
臼杵市大字吉小野
神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。この石幢は基礎は八角形で、それ以外は円形です。
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龕【がん】
龕(がん)
くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。
もっとくわしく
この石幢は、高さが2.56mです。
基礎は八角形で、他の部分は円形です。竿に応永33年(1426)の年号やつくった人の名前が刻まれています。中台【ちゅうだい】は竿や龕【がん】に比べるとやや小さく、龕には六地蔵と仁王が彫られています。応永33年につくられた、この石幢は、年号がはっきりとわかる大分県の石幢の中でも古いものです。
龕(がん)
くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。
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指定年月日 昭和55年4月8日 -
記号番号 建第157号 -
種別 建造物 -
所有者 地区