国指定 重要文化財
たわらけごじゅうのとう
田原家五重塔
杵築市大田沓掛
国指定 重要文化財
たわらけごじゅうのとう
田原家五重塔
杵築市大田沓掛
中世の国東半島の有力者であった田原直平【たわらなおひら】の墓と伝えられ、高さは411cmのとても大きな層塔です。昭和43年に修理したときに見つかった文字から、延元4年(1339)に建てられたことがわかります。
もっとくわしく
中世に国東半島付近を治めていた田原氏【たわらし】の館跡【やかたあと】付近にある、総高411㎝余りの巨大な層塔【そうとう】です。
沓掛城主【くつがけじょう】を居城にしていた田原直平【たわらなおひら】の墓と伝えられており、昭和43年に行われた解体修理の際、石材から延元【えんげん】4年(1339)の銘が発見されました。
三重の基礎の上に立つ、塔身の各重の屋根は照屋根【てりやね】になっています。相輪【そうりん】はほとんどを失っていますが、全体的に形が整った堂々とした姿を残しています。
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指定年月日 1954/3/20 -
記号番号 建01285号 -
種別 建造物 -
所有者 個人