県指定 史跡
たわらけぼち
田原家墓地
杵築市大田沓掛
県指定 史跡
たわらけぼち
田原家墓地
杵築市大田沓掛
鎌倉時代、田原別符【たわらべふ】(現杵築市大田付近)を拠点とした田原氏一族の墓と伝えられています。高さ174cmで四方に種子【しゅじ】が刻まれた五輪塔を中心に、鎌倉時代〜室町時代につくられた五輪塔・宝篋印塔【ほうきょういんとう】・宝塔【ほうとう】などが30基あまり並んでいます。
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
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種子【しゅじ】
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
もっとくわしく
鎌倉時代に田原別符を拠点とした田原氏一族の墓と伝えられ、地元では丸山墓地と呼ばれています。五輪塔が多く、宝篋印塔・宝塔など、鎌倉時代〜室町時代(南北朝時代)につくられた石塔が30数基並んでいます。
墓地の中心となる五輪塔があり、高さは174cmで各輪(各部品)の四方には、五輪塔の四方門の種子【しゅじ】が、線彫りの月輪【がちりん】の中に彫られています。これは鎌倉時代末〜室町時代(南北朝時代)の作と考えられています。
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
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指定年月日 昭和45年3月31日