県指定 天然記念物
たぐちのいちいがしりん
田口のイチイガシ林
中津市三光田口 中津市
県指定 天然記念物
たぐちのいちいがしりん
田口のイチイガシ林
中津市三光田口 中津市
八面山【はちめんざん】の北西側の中腹にあります。イチイガシは、ドングリがなる木のひとつです。イチイガシ林のうち、大分県北部でのまとまった林として重要です。
もっとくわしく
イチイガシは、ブナ科コナラ属の常緑広葉樹です。学名はQuercus gilva。
八面山の北西側、標高300m付近のいちぎ谷周辺にあるイチイガシ林です。この林は、地表から120㎝の高さで直径20~50㎝のイチイガシが、高木層【こうぼくそう】(林の高い所)の樹木の代表となっているところが特徴です。林の中には、ヤブツバキなどの樹木がみられます。
周囲は、スギやヒノキの人工林に変わり、この林は大分県北部の自然植生を知る上でも貴重な林です。
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指定年月日 昭和51年3月30日、昭和59年3月30日追加指定 -
記号番号 天第63号 -
種別 天然記念物 -
所有者 中津市