県指定 史跡
ゆふいんきりしたんぼぐん
由布院キリシタン墓群
由布市湯布院町川上・川北
県指定 史跡
ゆふいんきりしたんぼぐん
由布院キリシタン墓群
由布市湯布院町川上・川北
由布院地方はキリスト教徒が多く、天正8年(1580)には1,500人の信徒がいたといわれています。指定されているものは60基で、このうち55基は上の面いっぱいに十字架が刻まれています。
もっとくわしく
由布院地方は、中世末奴留湯氏の支配地であり、奴留湯主水正とその息左馬助が受洗したことからキリスト教徒が多く、天正8年(1580)にはイエズス会の駐在所が設けられ、1,500人の信徒がいたといわれています。近世に入り禁教政策が実施され、慶長19年(1614) には総人数2, 213人中775人が転宗しているようです。指定物件は、60基でこのうち55基は薄型の伏墓で、上面いっぱいに刻まれた十字架の交差の仕方に特徴があります。
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指定年月日 昭和35年3月22日 -
記号番号 第32号 -
種別 史跡