県指定 有形文化財
せきどう(いわとじせきどう)
石幢(岩戸寺石幢)
国東市国東町岩戸寺1222 岩戸寺
県指定 有形文化財
せきどう(いわとじせきどう)
石幢(岩戸寺石幢)
国東市国東町岩戸寺1222 岩戸寺
岩戸寺の境内にある高さ2.53mの石幢です。塔身(龕【がん】部)に六地蔵、阿弥陀三尊像【あみださんそんぞう】、閻魔王【えんまおう】が刻まれ、幢身(柱)には僧の豪_【ひでたか】の菩提【ぼだい】と逆修【ぎゃくしゅ】のために文明10年(1478)に造立されたと記されています。
龕(がん)
くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。
逆修(ぎゃくしゅ)
2つの意味があります。ひとつは生きている間に、自分の死後の冥福をいのり、仏事を行うこと。もうひとつは、年長者が亡くなった若い者の供養を行うことです。
もっとくわしく
岩戸寺本堂横を過ぎて石段を奥の院に向かって進んだところに、この石幢が立っています。高さは2.53mで石材は角閃安山岩、下方から基礎2重、台座、幢身、中台、龕部、笠、露盤、伏鉢、請花【うけばな】、宝珠からなっています。
円形の中台には蓮弁、龕部には六地蔵、阿弥陀三尊像、閻魔王が彫られています。幢身の銘文には、豪_【ひでたか】の菩提【ぼだい】と逆修【ぎゃくしゅ】のために文明10年(1478)に造立されたと刻まれています。
逆修(ぎゃくしゅ)
2つの意味があります。ひとつは生きている間に、自分の死後の冥福をいのり、仏事を行うこと。もうひとつは、年長者が亡くなった若い者の供養を行うことです。
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指定年月日 昭和43年3月29日 -
記号番号 建第44号 -
種別 建造物 -
所有者 岩戸寺